こんにちは、住吉です。
前回は紫外線がお肌に与える影響についてお話をさせていただいたのですが、今回は紫外線対策で重要になってくる日焼け止めについてのお話をしたいと思います。
目次
日焼け止めの選び方と季節
紫外線にはA波やB波などがあると前回お話をさせていただいたと思います。
それぞれの紫外線でピーク時期も違うのでシーズンによってSPF値やPA値を選ぶ必要があります。
SPF値とは?
SPFとは、サン・プロテクション・ファクター(Sun Protection Factor)の略で紫外線B波からお肌を守る力を示している指数です。
よくこのSPF値を持続時間の指数と思われる方も多いのですが、何も塗っていない素肌が日焼けし始めた(赤くなり始めた)段階の紫外線量を基準とし、どのくらいの量の紫外線量に耐えられるのかという指数になっています。
例えば、SPF30の日焼け止めの場合だと基準の30倍の紫外線量を浴びてからやっと日焼けが始まるという事です。
PA値とは?
PA値とはプロテクション・グレード・オブ・UVA(Protection Grade of UVA)の略で紫外線A波からお肌を守る性能を示している数値です。
以前は3段階でしたが現在は1段階増えて下記の4段階になっています。
・「PA+」……UVA防止効果がある
・「PA++」……UVA防止効果がかなりある
・「PA+++」……UVA防止効果が非常にある
・「PA++++」……UVA防止効果が極めて高い
シーン別の日焼け止めの選び方
先程説明したSPFやPAの数値が高ければ高いほど紫外線からお肌を守る性能は高くなりますが、その分肌への負担も大きくなってしまいます。
なのでシーン別に日焼け止めを選んで使用することがとても重要になってきます。
紫外線の強さ、浴びる時間、時間帯など条件に適した物を選びましょう。
以下のような目安で選ぶのがオススメです。
・日常生活(通勤や近所へのお買い物や散歩など) ⇒SPF20/PA++
・屋外での軽いスポーツやレジャー、営業の外回り ⇒SPF30/PA+++
・長時間日光に当たる時、炎天下でのスポーツ(ゴルフ、野球、海水浴など) ⇒SPF50+/PA++++
またSPFとPAのどちらを重視するかですが、4月〜5月は紫外線Aがピークに、7月・8月は紫外線Bがピークになる事も判断材料にすると良いでしょう。
やってはいけない日焼け止めの塗り方
いくら性能のいい日焼け止めを塗っても、正しい塗り方をしないとせっかくの恩恵が得られません。
今回は特に気をつけてもらいたいポイントを3つお伝えしたいと思います。
Point1.保湿ケアせずに塗る
肌が乾燥した状態だと潤いバランスが崩れて皮脂の過剰分泌に。
保湿ケアを十分にせずに日焼け止めを塗ってしまうと皮脂崩れの原因になってしまいま す。「朝は忙しくてそんな時間なんてない!!」という方は乳液と日焼け止めが一つになった『日中用乳液』がオススメです。
Point2.手のひらですり合わせてから伸ばす
最初から手のひらですり合わせて塗ってしまうと全体に日焼け止めが行き届かず塗り忘れや塗りムラの原因になってしまいます。
日焼け止めを塗る時は日焼け止めを塗りたい箇所に置いてから全体にムラなく馴染ませることがポイントです。
Point3.使用量を少なくする
「日焼け止めはベタつくから・・・」と少なめに塗っているという話もよく聞きます。
しかし日焼け止めの使用量を減らすと塗りムラの原因になったりして十分な紫外線防止効果が得られないので注意が必要です。
日焼け止めの効果を高めるには
日焼け止めはどうしても塗ってから時間が経つにつれ汗や水、皮脂、ハンカチやタオルによる摩擦でその効果は少しずつ落ちていってしまいます。
紫外線から徹底的に肌を守りたいなら2時間おきにこまめに塗り直しをするのがオススメです。
まとめ
2回に分けてお話をさせていただいた紫外線と日焼け止め。
これから紫外線A波・B波それぞれのピークがやってきます。また紫外線A波に関しては一年通して紫外線量が一定量あるとされてるので、お洋服の様にシーズンやシーンなどTPOに合わせて日焼け止めも選んでみてはいかがでしょうか?
。.。・.。゚+。。.。・.。゚+。。.。・.。゚+。。.。・.。゚+。。.。・.。*゚
赤羽駅徒歩1分
リンパ専門リラクゼーションサロン
Aju Lymph Relaxation 赤羽店
(アジュ リンパ リラクゼーション)
〒115−0055
東京都北区赤羽西1丁目40−2 田口ビル5階
TEL:03−3900−1184
。.。・.。゚+。。.。・.。゚+。。.。・.。゚+。。.。・.。゚+。。.。・.。*